パワージュエリー学

自然が生んだ奇跡の涙【パール・真珠】

大切な人との別れの時、唯一身につけることができる【パール・真珠】

について宝石の鑑定もできる 四柱推命&パワージュエリー鑑定士 安里が解説します!!

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パール・真珠を持つべき人

  • 出産を控えている
  • 厄年・天中殺
  • 目標に向かって成長したい
  • 家族を守ってくれるお守りがほしい
  • 抜け出せない環境から守ってほしい
  • 故人を偲んでいる時
  • 大切な人を想っている時

母貝の中でゆっくり育つパール・真珠は事故や事件から守ってくれるお守りとして、

目標に向かってがんばっている人のサポートをしてくれる・

大切な人との別れの涙を象徴するパワージュエリーです。




パワージュエリーとしてのパール・真珠

大切な人を見送る時、唯一身につけることが許される【真珠・パール】は涙を象徴していると言われています。

人魚が恋人を想って流した涙が海にはじけてパールになったという伝説があり、悲しみを添えるという意味があるとされ、涙を象徴しお悔みの時につけられるジュエリーとなりました。

エリザベス女王が国葬の際に身につけたことで弔辞の際のマナージュエリーとして広がりました。

パールは母貝に異物が入り自己防衛反応を起こしできた物がパール・真珠とされているので、事故防止や出産のお守りとしてのパワーを発揮します。

また、近年では厄年・天中殺期間中におしゃれなお守りとしてルース(裸石)の状態で持ち歩くのがブームだそう

母貝の中で長い年月の間成長を続けるパール・真珠は継続と成長のパワーを持っています。

受験や資格試験・ダイエットや家庭円満と継続して努力しなければいけないときにもオススメです。

パール・真珠とは

パール・真珠は天然と養殖の2種類があり、命あるものから生れた有機質宝石です。

天然真珠は大変高価なジュエリーで市場に出ているほとんどのものが養殖によるものです。

ダイヤモンドやルビーの無機質宝石とは違い、モース硬度3.5~4.5とかなり軟らかく傷がつきやすいジュエリーです

養殖真珠の種類

アコヤ貝 愛媛県・三重県・長崎県・熊本県
シロチョウ貝 オーストラリア・インドネシア・タイ・フィリピン
クロチョウ貝 タヒチ・フィジー・ニューカレドニア・石垣
マベ貝 奄美大島
エゾアワビ貝 ニュージーランド・長崎県



淡水養殖真珠

イケチョウ貝  

       琵琶湖・霞ヶ浦 中国各地

ヒレイケチョウ貝
カラス貝

日本でも養殖されているのがよくわかります。

アコヤ貝はパール・真珠といえば一般的にこの貝のことを指さします。

パール・真珠を生む貝は水温20℃~26℃の比較的暖かい海域で波の静かな水深5~10mくらいの浅瀬で生息していすが、パール・真珠の価値を決める要素は

  • 母貝の種類
  • サイズ
  • 巻き(真珠層の厚さ)
  • キズ
  • テリ(光沢)

の総合的な評価で中でもテリ(光沢)はがないと美しいパール・真珠とは言えないため、

日本の低い水温で養殖されたあこや貝はテリの強い独特の美しさをを持つパール・真珠を養殖することができるので日本のあこや貝養殖真珠は高く評価されます。



パール・真珠ができるまで

アコヤ貝養殖の場合、4月~5月にかけて母貝に核と外套膜がいとうまく(ピース)を入れる挿核手術をおこないます

挿核手術

貝の内側に切れ目を入れ母貝を仮死状態にし、外套膜がいとうまく(ピース)と核(真珠層の中心部分)を入れます。

ピースは最初のうちはアコヤ貝の中で泳いでいるが、母貝が異物だと思い自己防衛のためにやがて細胞が増殖しながら核を覆い、真珠袋(パールサック)と呼ばれる組織の中で真珠層ができ、長い年月をかけたものがパール・真珠となります。

磨かないと輝かないダイヤモンドやルビーとは違い、母貝を開いた瞬間輝きを放っているのがパール・真珠です。

真珠層

パール・真珠を評価するひとつの要素である巻き(真珠層の厚さ)は7mmは必要だとされていて、1年ほどでできると言われていますが、充分なテリ(輝き)と真珠層ができるまでは2~3年の期間が必要とされます

ちなみに…

1年であげてくるパール・真珠の事を    当年もの

2~3年であげてくるパール・真珠の事を   越しもの

と言う

真珠層とはアンゴラナイト(炭酸カルシウム)とコンキオリン(タンパク質)がレンガ状に規則正しく結晶したものをいいます。

パール・真珠特有の光沢は表面で反射した光と、内側で反射した光の2つの光の反射のと光現象でうまれるもので、表面がガタガタの場合、輝きが乱れてしまいます。


国を代表するパール・真珠

日本ではフォーマルジュエリーとして公の場で身につけられる格式高いジュエリーですが

海外では昼間のパーティー・会見などに着用することが多いそう

テレビで見る海外での会見の場などで女性が大玉のパールのネックレスを身につけているのをよく見かけます。

着用しているパールは自国を代表するパールのネックレスを身につけてアピールしていると言われています。

 

パールキングと呼ばれた男は日本人!?

今では当たり前となったのパール・真珠の養殖を始めたのは

日本人の御木本幸吉さんという方です。

三重県羽鳥市にあるうどん屋の息子御木本幸吉(みきもとこうきち)さんが、うどんだけでは儲けにならないと志摩の特産物が海外・特に中国に人気があると確信し海産物商人となり、志摩の海産物と売買しているうちに、天然真珠に強く興味を持ちました。

当時は高値で取引されていた天然真珠の業者の乱獲があり、あこや貝が絶滅危惧種になっていることからあこや貝の養殖を始めます。

研究に研究を重ね、良質の真珠を採収することに成功し、海外の博覧会に自ら出向き養殖真珠を素晴らしさを広めていきましたが、

ヨーロッパでは養殖真珠が認められず裁判が行われましたが、養殖真珠が天然真珠と変わらないことが証明され、世界中で本物だと認められました。

1899年に中央区銀座に真珠専門店「御木本真珠店」(現・株式会社ミキモト)を開店し、

決して値引きはしないことで、信用を高め、真珠の価値を維持しました。

宮内庁より真珠の鑑定を命じられたことからたびたび皇室に献上し、宮内庁御用達となりました。

お手入れが大事

パール・真珠はとても繊細で傷つきやすいジュエリーなので着用した後は必ずお手入れをしましょう!!

①まずはよく拭く

着用後は必ず吸水性の高い布で汗や水分を拭き取ります

汗や皮脂・化粧水、香水、消毒用アルコールなどはパール・真珠の主成分である炭酸カルシウムを溶かし、結晶を痛め表面はべとべとしたり、変色の原因になります。

②クリーナーを使う

長年お手入れをしていなかったパール・真珠は専用のクリーナーと使いましょう。

こちらのクリーナーはパール・真珠と同じ有機質宝石サンゴやオパール・べっ甲にも使えるので本当にオススメ!!

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保管場所

パール・真珠は紫外線にとても弱いジュエリーです。

長時間、紫外線にされされると白色の真珠が黄色に変色することがあるので

暗い場所で適度な湿度(55~60%)くらいの場所がパール・真珠と保管するのに適しています。

まとめ

母が子を守るように、守られながら成長する子供のようなパール・真珠はお守りでもあり成長することを応援してくれる・故人を偲ぶ涙を象徴するパワージュエリーです。

パールキングを呼ばれた方が日本人ということもあり私たち日本人にはなじみ深いジュエリーですね。

自然が生んだ奇跡の涙【パール・真珠】のパワージュエリーの解説でした。

陰陽・五行説では【金】が足りない方が身につけると【気】のバランスがよくなります

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